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WORKSHOP
 << 2001.11.04 >>


■■■ フィルム・デジタル化大作戦 ■■■

“思い出に浸れる”、“若き自分や妻、幼い子どもたちに再会できる”

  


最近、写真は撮った後でD・P・Eへィルムを持って行き、
出来上がりを見計らって、また取りに行くという習慣が無くなっていることに気づく。
デジタルカメラを使うようになってから3年、自慢の高級カメラを持っているのに、
特別な場合を除き、いつの間にか、デジタルカメラと使い分けることすら無くなっているのである。

パソコンの高性能化に加えて、デジタルカメラとプリンタの性能・品質が大幅に改良されたために、
銀塩写真とほとんど変わらない綺麗な写真が、プリントできる時代になっている。

思えばカメラ小僧だった私の傍らには、小学生時代から50年後の今日まで、
どこに居ても、いつもカメラが傍らにあり、暇があれば写真集を鑑賞したり撮ったりしてきている。

そんな私には、個人的に趣味で撮ってきたものに加えて、家族や友人たちのものもあって
その写真・フィルムのアルバム数量は膨大な数量になって、
リビングの棚や屋根裏部屋の多くを占有してきている。

最近、問題に気づいて、いろいろ考えた結果、思い切った対策を打つことを決意した。
何年かかるかも知れないが、
「すべての写真・フィルムを、デジタル画像に取り込もう!」というものである。
さっそく屋根裏倉庫に上がりこんで、フィルムやアルバム、日誌などを1箱に集めることから始めた。
日付順に並べ直し、撮影時期や内容を確認しながら、フィルムデジタル化機材の準備にかかる。

アルバムをたくさん保管していても、
子どもたちが大きくなり、余り開く機会が少ないままに色褪せてしまう。
もちろん、自分が撮ったネガやポジのフィルム画像も同じであり、
それらは、やがて貴重な記録や傑作が消え去ってしまう。
銀塩フィルムは、ネガシートで保管されていても、時間とともに
表面層が薄くなったり変色したり、微細な傷や埃が付着して劣化する。

特に、湿気や高い温度の場所に長期間置いておくと自然発火する危険もあるほどである。
しかし、
銀塩フィルムを
デジタル画像にいったん取り込んでしまえば、場所も取らないし劣化もしない。
後は、必要に応じて息子や娘別、友人別に、CD−Rに焼きこんで渡すことができる。
家族や友人ごとに編集して、プレゼントすれば、びっくりして喜んでくれるだろうと思う。


フィルム画像を撮影時の状態まで修復する専用機材として、
@「フィルムスキャナー」がある。
ニコン、ミノルタ、キャノンなどから実売金額で40,000円〜80,000円位で売られている。
最近、エプソン社などから平面スキャナーで併用できるものが50,000円台で発売された。

ネガが無い、他人からもらった写真などは、
A「デジタルカメラで接写する」しか方法が無い。
これにつては、別ページ「実習ー5 写真のデジタル接写テクニック」

http://www.ne.jp/asahi/office/ken/gazou3.htm で述べているので参考にしていただきたい。

もう一つは、デジタルカメラと
B「接写アダプタ」と画像ソフトを使う方法がある。
カメラにもよっては、接写アダプタが無かったり、機能上dれきない機種があるが、
三脚で固定しながらセットしたりして工夫すればできないことはないと思う。
@の購入予算に比べて、8,000円前後で済むこと、操作が自在で騒音などが発生しないで
家族からクレームをつけられないこと、場所をとらないことなどから意外とベストであった。

スキャンするのにかかるスピードは?

 私が使ったスキャナーは、知人から戴いたキャノン社のCanoScan2700Fであったが、  
 フィルムホルダーにセットして1枚の画像を設定してから差し込んで、パソコン画面から   
プレスキャンするのに7秒、読み取りに35秒かかり、画像補正その他を含めて約3分  
から5分かかっている。その間、本体から位置修正やフォーカス修正のための駆動音  
が大きく、これを繰り返すうちに近くに居た家族から「他の場所で!」とクレームが出た。

@のスキャナーを使うのに比較して、接写アダプタを使う方法は、マニュアル操作で   
フィルムをホルダーにセットして、接写アダプタのスリットに差込み、デジタルカメラの   
シャッターを切って、手で次のコマに動かすことを繰り返すだけなので、1枚2〜3秒と 
かからないし。何より静かで傍の他人に気兼ねがなく精神的にかなり楽であった。   


仕上がりの品質は?

確かにフィルムスキャナーで取り込んだ画像は、コントラストも高く色が乗ってくるが、  
デジタルカメラ(Niikon COOLPIX950 210万画素)の接写に比べて傷や埃を拾いやすい。
コントラストや彩度は、ACDSeeや、Paint Shop PRO Photo Shopなどの調整ポイントに  
慣れるに従って、スキャナー画質を超えるほどまで充分レタッチ可能であった。      

接写アダプタ活用によるスキャンポイントは?

1.接写アダプタの奥から照射する光源を一定にすること。                
   私の場合は、パソコンにワープロ未入力用紙画面を出してその前で作業を行った。
これにより、後のレタッチ作業が一定に行えば済み、ずいぶん楽になった。  

2.フイルムの1シーンごとに、予め設定したパソコン内HDフォルダへ転送すること。 
一度にすべてを続けてゆくと、いくら選別しながら行っても、撮影時期、内容によ
区分けが難しくなってしまう。フォルダ名称で区分するのがベストであろう。


感動がよみがえる感動! デジタル化作業にはまってしまった!

前述したとおり膨大なフィルム量があり、選択しながらスキャンし編集する作業が終わるのは、
気の遠くなるほど先・・・まさに根気の要るものになりそうだが、思いがけない感動
に出会えることが分かってきた。                               

1.少年時代、青春時代、独身時代、新婚時代、そして家族物語・・・と、
自分や友人たちに画面でじっくりと再会できる。
今は亡き両親が若かった頃集まったころの懐かしい画面に会えて
思わず涙したり、微笑んだり、実に感動の連続である。

2.いったんデジタル画像に取り込んでおけば、
子ども別や、知人・友人特集CDに焼いて、分かりやすく
綺麗なラベルを付けてプレゼントすることができる。
記録がいつまでも各所に残されることになって撮影者として満足できる。

3.画像編集の作業は、写真の楽しみを更に増加させてくれる。
昔、自宅で行った現像や引き伸ばし作業が、画像編集作業で味わえる。
退色復元処理を終えた後で行う、
ホワイトバランス、コントラスト、フォーカス、トリミングなどの作業は、
撮影上の大きなヒントになって参考になることが多い。 

・・・ 以上、「フィルム・デジタル化大作戦」の私の挑戦は、今始まったばかりですが
皆さんの参考にしていただくために、早めにご報告しました。


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