ほっと News

“デジタル時代の写真とカメラ” 
<2004/1/1作成>

    

デジタルカメラは、フィルムカメラと同じ“撮る道具”

  カメラ専門雑誌の新年号を飾る話題としては、「デジタル写真、デジタルカメラはどうなのか?」が欠かせないようです。昨年のヒット商品としては、「HDD内蔵DVDレコーダー」と「デジタルカメラ」がランクインしています。高機能で価格も実売15万円前後と手ごろなデジタル1眼レフカメラが各社からラインナップされ、いままで見送ってきたフィルムカメラ愛用者たちもようやく購入し始めた年となりました。

 “KEN's Office”では、1997年から6年間にわたり、「デジタル・ショット」と題して、デジタルカメラ5台を取り替えながら写真撮影を行ってきました。私は、40数年の写真歴ですが、最近6年前からフィルム・カメラで撮りに行くことは無くなり、それからついに“銀塩写真”に戻ることはありませんでした。

 こうした体験からも、最近のデジタルカメラ、特にデジタル1眼レフカメラは、以前のカメラ感覚で問題なく写真撮影に使えるようになってきたと思います。受光素子、電池、プリンタなどの技術革新の結果、「カメラらしいデジカメ」が出現し、撮影時の操作性、写真の解像力や色彩なども、鑑賞に充分堪えられるレベルにあると断言できます。参考: http://www.ne.jp/asahi/office/ken/photo_kokoro_mukausaki.htm

 フィルムカメラもデジタルカメラも、写真を撮るツールとして、「シャッターチャンスに強く、間違いなく写る」基本機能が満たされている製品が最高のカメラになる点では変わりはないのです。
 メーカー各社は、ただ一点、フィルムの代わりに受光素子(CCD、CMOSなど)で写真画像を記録する関連部分だけが、従来の機構に変わる部分、主として画像処理の電子回路・部品開発に傾注してきています。
 

フィルムを受像素子に変える挑戦が続く

 デジタルカメラ出現の前に、フィルムカメラの露出制御に電子回路が入り始め、AF(オートフォーカス)を加えながらカメラシステムに革新が続き、機械とのハイブリット式カメラが増加して来ていました。
 やがて、インターネットの普及、IT時代と併行するように、「フィルムを受光素子に置き換えようという試み」がデジタルカメラ開発へと発展してきました。

 それからは、ご存知のとおり、より高い解像度を求めて30万画素、100万画素、200万画素、400万画素、600万画素、1000万画素へと、急速に“デジカメ”の技術革新が続き、普及台数と比例するように、価格も80万円、60万円、30万円、20万円、15万円と低落してゆき、今ようやく買いやすい価格水準に入ってきたようです。


デジタルカメラ(デジタル写真)の決定的違いを知っておく

 @ デジタル画像なので、劣化しない、転送できる、コピーできる。
 A 撮った直後に、画像確認ができる。(内蔵液晶、パソコンなどで)
 B 画像記録メディア(CF,SM,マイクロHDDなど)は、転送・消去することで繰り返し再使用できる。
 C  デジタルカメラごとに、“フィルムと現像所”を内蔵している。
 D パソコン専用ソフトとフォトプリンターで、“現像”、“引き伸ばし”、“焼付け”、“定着”ができる。
 E 画像の保存は、HDD、MD、CD-R、DVD-Rなどに自在、無限にできる。
 
 デジタルカメラは、単に撮影するだけではなく、メーカー別、機種別に異なる“フィルム種類と現像所”も一緒に持った「画像処理システム全体」を購入することになる点に注意したいですね。
 また、質感や色彩が正しい=良い写真を作るためには、プリンタ性能、インクや用紙の選定、パソコンディスプレイの精度なども大切な選択肢になります。


■  デジタルカメラ撮影の楽しみ方

  写真を撮る道具として、自分が信頼できるデジタル・カメラを所有できたら、次には、ぜひ“一粒で三度おいしい”デジタル写真処理を味わっていただきたいと思います。@撮影する、A編集する、Bプリント(引伸ばし)する段階で、自分が撮った画像を三度じっくり味わえるのです。

 “写真を撮る”なら、以下の注意をして撮影に臨むようにしたいですね。・・・自戒を込めて!(笑)

 @ 無駄に撮り過ぎない。(フィルム代が不要だと思い、集中力がないまま気楽に撮らない。)
    ・・・ 「写真を上手く撮るようになるには、集中して、たくさん撮ることだ」

 A 被写体選びより、予め撮りたいテーマ(思い)を決めて出かけ、カメラを向けよう。
    ・・・ 「ついでに撮る」のは記念写真、「探して撮る」のが自分の写真

 B 今度の撮影には、交換レンズ、予備の記録メディア、電池、三脚、ストロボなど抜かりはないか?
    ・・・ あれを持ってくれば良かった!と、チャンスを逃さない準備


inserted by FC2 system